今日は半年でUSCPAに合格した私の勉強の目安について書こうと思います。
いきなりではありますが、TACに申し込んだ5月31日から最終受験日の12月7日まで、勉強しなかった日は1日たりともありません。言葉通り、毎日欠かさず勉強しました。旅行、法事、どんな理由があっても、来る日も来る日も最低でも1時間は勉強しました。平均すると、毎日8時間勉強しました。
以前紹介した「失った社会的承認を取り戻したい」という気持ちもあり、「試験に合格することで承認されたい」という謎のモチベーションもありました。つまり、試験に合格しないと私の存在意義がないレベルまで精神的には追い込まれていました。なので、必死です。
どうやって勉強したの?
まず、前回の記事の通り、中長期的な目標を掲げました。
↓↓下記参照↓↓
次に、1週間や10日毎の短期的な目標に落とし込みます。これと同時に、大雑把でいいので1日単位の目標をたてます。
ここで注意点ですが、1日単位の目標に縛られないことが大切です。え、ほな何のための目標よ?って感じですが、今日明日の予定って呆気なく変わります、しかも急に。そのため、そこに固執すると変な疲れやストレスに繋がります。
大事なのは1週間の目標です。
1日、2日の予定が変わってしまっても、1週間あればどこかで必ず調整できます。というか、調整するんです。そのため、1日の目標を達成したからといって、そこで満足しないでください。まだ見ぬ未来で勉強できない日が必ず来ます。そのために、余力があるなら勉強量を貯金しましょう。1日単位の目標は、進捗具合を測るためのものであって、本当に大切なのは1週間、1ヶ月、そして最終目標です。
とまぁ、偉そうに言っていますが、私も勉強したくない日はたくさんありました。そういうときの過ごし方等もまた書きますね~。
中長期目標の立て方
長期目標:いつまでに合格したいか。
中期目標:いつまでにインプットを完了させるか。問題演習はどれくらいするか。
短期目標:1週間でどこまで進めないといけないか。
実際の勉強量
①インプット時にTACの問題集を3回転(ある程度定着させる)
講義視聴→問題演習→続きを視聴→問題演習
テキスト半分到達、そこまでの問題演習を再び
テキスト全て終了、全ての問題演習を再び
(これをもって、上の記事の「インプット完」とする)
②他科目インプット時もそれまでの科目を復習(忘れない程度)
1日の7割はインプット→3割はその他科目の問題演習(TAC教材)
③4科目一斉にBeckerでMCQ・TBS一周
※間違えた問題+自信のない問題をノートに記録(ワンポイント解説を付ける)
④間違えた問題+自信のない問題のみ演習
~ここでNTS発行完了通知~
試験直前の勉強方法
⑤受験科目のMCQを一周、間違えた問題のみ復習
⑥同様にTBSを一周、間違えた問題のみ復習
⑦MCQ・TBS共に間違えた問題のみ復習
⑧それでも間違えた問題はまとめノート作成。
※最初からまとめノートを作るより、最後の最後に「弱点」を意識しながらまとめた方が効率いいと思います。
まとめ
今回の勉強で大切だと思ったのは、間違えた問題・自信のない問題を正直に自己申告することです。特に、自信のない問題は大切です。理解できていないのに正解してしまった訳ですから。
間違えても「今のはケアレスミス」と誤魔化したり、「何となく正解した問題」を放置したりすると、知識が一向に定着しません。私自身、何回も同じ問題を間違えると、「あー!もう正解にしたい!」と弱気になり、ノートにメモしたくなくなりました。でも、これをしてしまうと、この問題は2度と復習しない訳です…それがもし本試験で出題されたら?想像したら怖くなって、結局メモしました。(あー復習する問題数が増えた…)なんて思いながら。
最後らへんは、問題を間違えたら「弱点を教えてくれたんやね。ありがとう。メモしとくね。」という悟りの境地でした笑
間違えることを恐れず、演習量をこなし、少しずつ知識を定着していくのが遠回りのように見えますが、近道だと思います。
各科目の具体的な勉強方法に関しては、下記リンクからどうぞ!