前回のFAR対策の勉強方法に引き続き、BEC対策をみていこうと思います。
※FAR対策の記事は1番下にリンク貼っておきます。
私にとって、BECは4科目のうち、最も落ちたくない科目でした。落ちたら泥沼化しそうで…そこで、少しでも一発合格に近付いてもらえるよう、知恵を絞って記事を書いていきます。
※WC対策用の教材もあります!
では、気を取り直しまして!BECは管理会計、IT、経済学、内部統制を網羅したビジネス全般を扱う科目です。教科書も、原価計算(工業簿記)を含む管理会計以外はそれほど厚くないです。つまり、FARと比べるとインプットそのものはそれほど時間がかかりません。ただ、他の科目と違ってどこまでも深追いしたい衝動にかられやすいと言いますか…"Swap取引"だけでも本1冊読めそうな感じと言いますか。しかも、Written Communicationという強敵が…!WCに関しては別の記事で勉強方法を紹介しようと思います。
※参照↓↓
本試験を受けて気付いたこと
1. 4科目で最も応用力が試される
2. TBSの資料数・選択肢が多い (英語速読力)
3. WC対策=テンプレート暗記+MCQ応用
BECは英語速読力・知識の応用力が試されると思いました。言い方を変えれば「運試し」という側面があると言えます。ただ、受験費MAX8万円もかかっているのに、運任せにしていられませんよね。
BEC対策の勉強方法
1. インプットはあっさり
BECは範囲が様々な分野にわたるので、インプットを完璧にしようと思うと専門家になれるレベルまで深追いすることになってしまいます。例えば、ECOの教材そのものはとても薄いですよね。でも、大学には「経済学部」という学部が存在する程、学ぶことってたくさんあります。それはガバナンスもITも同じです。そのため、BECに関しては予備校のテキスト以上のことはインプットしなくていいと思います。 それより大切なのがアウトプットです。(インプットが大事ではないという意味ではないです。とても大事ですが「もっともっと」と固執しないようにしましょう)
2. アウトプットは徹底的に
インプットとは違い、アウトプットは洋書の問題集をお薦めします。TACだけかもしれませんが、予備校の問題集とBeckerの問題集の設問の質も量も違います。ここで大切になのが、設問の量です。インプットが広く浅い分、アウトプットは量をこなし、インプットも兼ねましょう。
問題演習していると「こんなことテキストに載ってなかった」というのはあるあるです。それを、解説を読みながら一つ一つ丁寧に自分の知識として取り込みましょう。そしてもし余力があれば、MCQの他の選択肢で分からない単語があればそれも調べてみましょう。そうすることで、アウトプットしながら効率良くインプットが増えていきます。
BECは「アウトプットの問題演習の範囲=インプットの最大範囲」と捉えていいと思います。深追い禁止!
3. CGのCOSOとIC関連は丸暗記
上記2点書きましたが、ちょっと別に考えて欲しいのがCorporate GovernanceのCOSOとICです。これら二つは覚えるしかないので、テキストでは説明が少ない印象です。しかし、本試験では非常に大切です。(私のときはあまり出題されませんでしたが)また、CGにはSOX法等、日本にはあまり馴染みのない法律が出てきたりもします。WCでも触れますが、SOX法やCOSOは日本人の弱点だそうです。(TAC講師談)
それに比べ、アメリカでは覚えるのが大変なだけで馴染み深いのか、BeckerのOnline講義では「やぁ、みんな。COSOって知ってる?高校とか大学で聞いたことあるかな、って感じ?」というスタンスで、個人的には衝撃的でした。
この認識度合いも影響してか、もしかしたら出題側としては「基本」を問うているつもりでも、こちらからしたら「そんなとこまで?」と感じてしまうのかもしれません。なので、前日でもいいので、ICとCOSOはprincipalsのみならず、COMPONENTSまで覚えることをオススメします。
BECを乗り切るコツ
一言で表わすなら「深入りしない」です。
USCPAは日本の試験と違って「意地悪問題」は少なく、基本を確かめる問題が多いです。しかも、採点方法も「正答率高い問題を正解したら合格!みんな出来ない問題を正解してもスルー。」という独特なものです。
つまり「基本を理解している+皆が分かる問題を正解=合格」です。そのため、広く浅く徹底的に攻略していくのがいいかな、と思います。深追い厳禁!(3回目 笑)
補足ですが、計算問題はアメリカ人より日本人の方が得意だそうですよ!そこは自信持っていきましょー!
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