妻、母、ときどきUSCPA

育休中、2018年6月からTACでUSCPAを勉強。半年で全科目合格。勉強方法やワーママキャリアに関して発信していこうと思います~。USCPA、働くママの輪を広げたい!

夫婦で考えるキャリア

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今日は

転職活動における夫婦の役割

に関して書こうと思います。

これは私たちの例なので、

ただの世間話の感じですが、

ちょっと何かに悩んだときに、

「夫(妻)の言葉に耳を傾けたら、自分に最適なアドバイスをしてもらえるかも?」

というお話です。

 

旦那が違えばそもそも転職してない?

私がUSCPAを勉強したきっかけは

旦那の一言にあり、

転職活動を始めたのも

旦那のしつこさがあったからです笑

「自分より他人の方が自分のことをよく理解している」

とは、よく言ったもんですね。

 

特に転職活動においては、

「現職でキャリアアップ派」の私

監査法人に転職派」の旦那

意見の対立が激しかったです。

まさに「ああ言えばこう言う」…笑

 

「転職しない」

監査法人+家事育児では身体がもたへん」

「旦那自身がもっと育児家事やるようになってから転職をすすめて」

と何度も言っているのに、

「何で?USCPAの資格はどうするの?」

「今の会社に残るメリットは?」

「俺も家事育児頑張るし」等と、

テレビのCMのとき、食事中、車の中…と

どこでもいつでも聞いてきました。

 

「ほんましつこいな!転職活動すればいいんやろ!落ちたらもう何も言わんといてや!」

というのが、

USCPA合格してから2週間の年末の頃です。

 

もし旦那が

監査法人の方がいいけど、

現職に残る選択を尊重するよ」

という人だったら、

全然違った人生でしたでしょうね。笑

 

転職活動を一旦諦めても、尚しつこい

旦那からのしつこさで始めた転職活動。

書類の準備をしたり、求人票を見たりすると、

「本当に働きながら育児家事できるかな」と

不安な気持ちの方が増し、一度は休止しました。(その間、旦那は様子見つつ質問は続く)

 

そして、旦那もアプローチを変えてきました笑

監査法人、東京は保育園完備してるよ」

「時短より短い勤務時間でもいいとこあるよ」

「女性の働きやすさに注力してるよ」と笑

旦那バイアスGoogleの囁きです笑

 

流石トップセールスの旦那。

「そんなん言うけど、実際どうなのよ」

と思いつつ、

監査法人って意外と女性に優しいのかな…?」

と思ったりしました。

 

そんなときにエージェントさんから連絡があり、

「転職活動はいい経験になるから、決断はその後に」

と、背中を押してもらいました。

三者の存在は有り難いですね。

 

転職活動にワクワクする旦那

覚悟を決めて、転職活動を再開。

書類審査が通る度に、

その法人を徹底的に調べてくれる旦那。

そこの強み・弱み・クライアントまで。

 

履歴書・経歴書の印刷も、

「会社の紙の方が質がいいから!」

と、会社で印刷してくれました。

どんだけ…笑

 

面接が近付くと、

「こういう質問にはこう答える」

「この職歴、アピールになるよ」

「このスキル、ちゃんと説明しなよ」

と、芸能人のマネージャーかよ!って。

面接の前日も、模擬面接までさせられ、

終了後にダメだし含めてご評価頂き…笑

こんなに転職応援してくれるんやな、って。

今までごめんやで。と心が痛くなりました笑

 

面接終わる度に、

「今日はどうやった?」

「面接官、誰やった?」

「どんな質問された?」

と、目がキラキラ。眩しいわ…笑

 

2社内定!いざ決断!

「内定!」と旦那に報告すると、

「ネ申」ってLineが来ました…笑

待って待って。こんな文字使うんや。

え、こんなキャラやっけ?という笑

結構衝撃でしたね笑

 

ここで旦那もやる気満々。

詳細な条件や働き方は各法人とこれから話すのに、

「今後のキャリア・経験を考えると法人①やな。法人②の方が、性格に合うだろうし、やりがいもあるやろうけど、法人①でのキャリアは今後の自分に絶対に役立つよ。そやし、法人①がいいんちゃうかな。」

あ、ありがとう…笑

 

先日のブログで自分で考えをまとめてから、

今の会社で取締役目指すのも良くない?

と、興味本位で聞いてみると、

「外の世界を見るのも大事。監査法人で働いて、出戻りで取締役の方が、確実だよ。社内の昇進なんて、ハシゴをかけてもらっても、それを登りきる前に外されたら終わりだから。」って笑

こやつ、すごい冷静だな…

 

調子の乗った私は、

M&Aに携わるなら、監査法人より証券会社かな?」

って、言ってみたら

「え?証券会社いくの?まじでやめた方がいい。多分めっちゃ体育系だよ。性格的に合わないし、証券会社行けばM&Aできるって思わない方がいい。流石の俺も、それは全力でとめる。」

と言われました。

 

もしや旦那は私のキャリアより

監査法人で働いている妻をもつ夫」

というステータスが欲しいんじゃないか

と思っていた私がいましたが、

この答えを聞いて、邪心を反省しました。

疑ってすみません。

 

個人を尊重しつつ夫婦で生きる

何度も渋った転職活動ではありました。

現職を去るのも未だに心が痛みます。

今回の転職活動を通して、

キャリアと自分の気持ちも大切ですが

「家族・夫婦として生きていく」

ということを1番大切にしたいと思いました。

 

喜びを共有したい

現職に残れば私は満足ですが、旦那からしたら

監査法人で働いていれば…」

という気持ちがずっと残ると思いました。

私もそれを傍で感じ続けることになります。

 

また、現職で「昇進した!」というときも、

本当にその喜びを分かち合えるかな?と。

現職での昇進<<監査法人で大企業を監査

と旦那が思っていたとしたら、(仮定です)

現職での昇進を聞いても「ふーん。それで?」

となると、夫婦として寂しいなぁと。

それより、下っ端ペーペーでも

「こんな大企業の監査に携わるんよ!」

「えーーー!凄いじゃん!かっこいい!」

という会話の方が幸せかな、と。

 

周りに耳を貸すことの大切さ

私だけでは踏み出せなかった決断に導いてくれる旦那に、改めて感謝しようと思いました。

キャリアのみならず、人生の分岐点となる選択を迫られることはいくらでもあります。

悩んだとき、自分の気持ちを大切にしつつ、旦那・親友・親・兄弟等、自分のことをよく理解してくれている方に相談すると、自分一人では導けなかった答えが見えてくるのは素敵なことだと思います。

今後も何かあったときは、旦那・家族のみならず、ブログの読者様、Twitterの皆様等、どうぞどうぞよろしくお願いします。