妻、母、ときどきUSCPA

育休中、2018年6月からTACでUSCPAを勉強。半年で全科目合格。勉強方法やワーママキャリアに関して発信していこうと思います~。USCPA、働くママの輪を広げたい!

パートナーが往査にやってきた!!!

今回も、新入りUSCPAから見た監査の実態!

パートナーが往査の現場にやってきたの巻です。

パートナーの威圧感が凄まじかったです。

 

いつも「それなり」の...(後はご想像にお任せします)

インチャージとチームマネージャーが

ちーーーっちゃく見えました。

と言いますか、ちーーーっちゃくなってました。

パートナーと言うか、この縦社会がすごい…

それとも、ちーーーっちゃくなることが

出世するためには必要なのでしょうか…

そのあたりはまだ分かっていません。

 

実際、その日の雰囲気は?

当日は何とも言えないソワソワ感が…

「チームの雰囲気がいつもと違うなぁ」と。

理由も分かっていました。

「××日に〇〇さん来るから!」って。

インチャージの方が何回も言ってましたから…

そして「その日」がきた訳です。

 

ほとんど喋らないチームの皆さんが、

この日はお互いの進捗確認のためにやたら話します。

しかもすごく早口…

何も知らない外野からしますと、

その確認もっと早くした方が良かったんちゃう?

と思ったりしましたが、これが監査法人のペースなのでしょうか。

これも自分が当事者にならないと分かりません。

 

若手がインチャージを苦しめる

思い返せば、インチャージの方は

前々から同じことを何度も確認してました。

毎日、夕方頃になると、

「△△さん、今日の進捗報告お願いします」てな感じで。

そこで、若手から呼ばれる訳ですが、

「資料依頼中です。」「これからやります。」

「今から頼もうと思っていました。」

「私の考えでは…」「去年の調書で…」

と、色々と必死に説明してるのですが、

おそらく、この若手ご本人は

・自分のすべきことの本質が分かっていない

・変なプライドが邪魔して躓いているのに聞けない

という状況でして…(あくまで、外野から見て)

この2点がインチャージの方をかなり苦しめていました。

 

そして、当日の午前中にインチャージが

「今、確認しておいた方がいいことある?」

と一人一人名指しで質問をしているのですが、

若手さんは「大丈夫です」と答えるんですよね…

何年か経験されている方は

「ここが~」と自分から質問したりしてるのですが…

若手さんよ…

私が心配になるから「大丈夫です」とか言わずに「昨日のここが分かりません…」って言ってくれ…

 

てな訳で、お昼から帰ってきて、

いよいよ14:00に来るぞー!ってなってるときです。

インチャージが聞きます。

「若手さん、あれはまとまったかな?」と…

もうこっちがドキドキするよ、その質問…

若手:「あ…それなんですけど…」

私の心の声: 嗚呼…これあかんやつや…

インチャージも青ざめてました。

ホワイトボードで必死で「開始仕訳」を説明してました。

若手よ…プライド捨てようぜ。

 

パートナーはやっぱり凄い?

そして何とか帳尻を合わせたところで

パートナーが3人程部屋に入ってきました。

狭っっ!!!!(心の声)

ぱーっと資料を見たり、監査六法?を見たりして、

インチャージとチームマネージャーを質問攻め。

いつもは堂々としてらっしゃるお二人も、

ドギマギしつつ、答えていくわけです。

「それは今までの風習です」

「この会社は変化を嫌うので…」とか

監査の実態が全く把握できていない素人からしますと、

「その答えでいいの?変化嫌ってたら消えるよ…」とか

余計なことを思ってしまいますが、

何だかんだと話は進んでいきました。

 

チームの皆さんが一生懸命作り上げた資料を

少し読んだだけで「気になる点」が見つかるのが

パートナーってすごいんやなぁと思いました。

存在感も凄かったけど…

 

退出後も緊張感は続く?

そして、1時間後くらいにパートナーは

インチャージとマネージャーと出ていった訳ですが…

すっごい解放感でした!笑

他の方も解放感に浸ってるかな~と思い、

手持ちのキャラメルでもみんな食べるかなと、

良かったらどうですか?って聞いたのですが、

若手の方を除き、皆さんに断られました…泣

そういう雰囲気ちゃうんね…OK、理解。恥

てか、若手は食べるんかーい!っていう。笑

明らかに1番迷惑かけてたやん!笑

ま、いいけど。

 

全くつかめない監査の世界

新入社員の頃は、1ヶ月も経てば

何となく職場の雰囲気をつかめていましたが、

監査法人の世界はイマイチ分かりません。

前職の経験とのギャップの大きさ、

というのもあると思うのですが、

明らかな階級社会についていけません…

 

ただ、私の前職同様、日本でありがちな

「何となく部長」をやっている方とは違い、

パートナーになれるのはほんの一握りであり、

かつ実力が本当にある方だけなんやろな、

とうっすら思うようになってきました。

そして、そこに認められるかどうかが

今後のキャリアに大きく響くのであろう、と。

 

前職と共通しているところ

その一方で、一緒やな、と思うのは

聞く勇気を持つことの大切さ。

本当に、分からんかったら聞け!笑

試験合格したのは凄いけど、

実践実務ゼロやねんから分かる訳ないから!笑

そこの若手!自分で考えて、比べて、

いくつかパターンを考えて質問する!

これは前職の新人にも同じこと思ってました笑

 

パートナーにもっとフォーカスするつもりだったのですが、パートナーが来ることにあたふたする雰囲気がメインになってしまいましたね…

まぁ、その雰囲気こそが「パートナーが来る!」ということなんでしょう。

簡単にまとめますと、

・パートナーは何かが凄い

・インチャージ・マネージャーは認められるために必死

・若手は分からないことを恥じるでない。考えて質問せよ

・新入りUSCPAは心の声でつっこみはするものの、存在はほぼ空気

 

以上!笑

 

※もちろん、中には積極的に関わっている新入りuscpaさんもいらっしゃいます。

「私」が「ほぼ空気」というだけです。