妻、母、ときどきUSCPA

育休中、2018年6月からTACでUSCPAを勉強。半年で全科目合格。勉強方法やワーママキャリアに関して発信していこうと思います~。USCPA、働くママの輪を広げたい!

【元営業】監査?何それ面白いの?【転職】

遂にやってきましたー!

久しぶりにこのシリーズです!

「元営業が監査法人のあれこれに関してぼやく」

いつからシリーズ化したんや…笑

このシリーズ、書いてて楽しいです笑

今日も是非お付き合いを~!

 

今日のテーマはズバリ!

「監査職って面白いん?」

 

実は、転職する前に色々な人から

「監査なんて面白くない」

「突合、突合、突合でつまらん」

「監査は地味。創造性がない」

「人の粗探しの何が面白いの?」

と散々な言われようでして…

 

でも、これ言っていた方々全員に

「そもそも監査したことないやん!」

と心の中で突っ込んでいました笑

 

で、実際に働いて軽めのアサインを1つ終え、

「本当に監査職はつまらないのか?」

に関して書いてみようと思います。

 

珍しく、最初から結論を!笑

色々あるけど面白い!

「はぁ?」と思うこともありますし、

「営業時代よCome Back!」ともなりますし、

「向いてないかも…しゅん」ともなります笑

それでも、やっぱり面白いです。

 

正直、何が物足りないか?

落としてから上げるパターンで笑

 

1. オファーするワクワクがない

(当たり前、こいつ何言うてんねん。てね)

そもそも私にとっての営業の醍醐味は

オファーして反応があるか?です。

反応があったとき&契約したとき。

この2つが1番好きなんですね。

何より、オファー翌日のワクワク感!

「反応あるかな~♪」という。

 

それが監査法人ではゼロです笑

強いて言うならば、

「サンプル証憑来てるかな...」的な笑

そりゃ証憑来てたら嬉しいですけど、

法人権力の下「絶対もらえる」訳ですからね…

営業で例えるなら、「見積回答」ですね。

これも、絶対来ますから笑

なので、毎日の通勤時に

「昨日播いた種、芽出たかな~」

というドキドキは少ないですね…

 

2. あの手この手が発揮できない

私の得意としていた営業は

「あっちがダメなら、こっちから」

という手を変え品を変え戦法でした。

アイディア作戦と言いますか…

いわゆる創造性/独創性なんですけどね。

 

それに対して監査調書は

「経験のある監査人が理解できる」

という基準がしっかりありますし、

「新しい発想」とか「そう来たか!」

という斬新さは求められていないんですね。

 

カットオフテストを毎年やっているのに、

いきなり

「Risk assessment approachでやりまーす!」

とか言い始めたら

「いや、カットオフテストやって(真顔)

ってなります笑

良くも悪くも「前年に倣って」です。

良い時もあります。(考えるの嫌なときとか笑)

 

3. 達成感を味わうまでが長い

営業時代は、達成感ポイントがこまめにありました。

・オファーの反応があったとき

・見積が決まったとき

・値引き交渉に成功したとき

・売上が上がったとき

しかも、担当顧客も複数いるので、

毎日何かしらの「達成ポイント」がありました。

忙しいながらにも常にモチベートしてもらえる感じです。

 

それが、監査職になると

・Sorce Documentもらえた

・サンプル選び終わった

・証憑きた

・実証手続き終わった

でも、まだまだテスト項目ある!…笑

その上、例え終わったとしても、

マネージャーから文書化合格もらうまでは

何とも言えない宙ぶらりん状態…笑

終わったのか?終わってないのか?

 

しかもマネージャーは基本忙しいから

すぐ確認してくれる訳でもなく…

モヤモヤは続く笑

YOUはっきりしちゃいなよ!

とか言える訳なく、チェックしてもらうのを待つのみ。

 

私がせっかちというのもあるのですが、

良く分からんまま作業を進めていく感じが

「もう焦らしちゃって~♡」

となっていました。(なってません)

 

監査職の面白いところCome On!

散々言っていますが、何でも表裏一体。

監査職もワクワクすることありますよ!

 

1. 様々な会社の従業員になれる?

これは監査職ならではの特権です。

会社員になれる、というのは大袈裟ですが、

アサイン先に行く時はワクワクします。

どんなオフィスかな?

社食はあるのかな?

どんな人が働いているのかな?

という知らない世界へのワクワクです。

 

担当する勘定科目によって

「ここの会社の役員報酬多そうやな」

「利益率めちゃくちゃいいな~」

「電気代こんなにかかるんや!」

「近所の施設、ここと取引あったんや!」

「内部統制しっかりしてんな〜」

「このシステム凄いな〜」

とか、知れば知るほど面白いです。

で、どんどん惹きこまれていきます。

 

まだ3ヶ月しか経っていませんが、

「くぅ~辞められない!」てなります。

態度だけ前から一丁前です笑

 

2. 決して創造性がない訳ではない

絶対に前年通りにやらないといけない訳ではありません。

決まった型のなかでも、多少なりの創造性は発揮できます。

微々たるもんですが、

「前年より見やすくするには?」

「前年のここを改善したらどうなるか?」

勿論、インチャージと相談した上ですが、

自分のカラーを少し出すことはできます。

 

また、非監査業務ではありますが、

最も創造性が発揮できたのが、

有報の英文チェックです。

基本的には印字ミス等の確認ですが、

ここの英語表記はこっちの方がいいのでは?

という指摘も結構させてもらえます。

色々な仕事があるんやなぁ、と思っています。

 

3. 終わった時の達成感が凄い!

作業中は悶々とすることもありますが、

終わった時の達成感は営業とは別格です。

味わうと分かりますが、

「あんなに混沌としていて、確認作業が多かったけど、

これほどまで綺麗な文書にまとまるんや!」

というやりきった感が凄いです。

結果報告書が我が子のように思えます笑

「ここのこの表記は~」とか

「この数字確認するの苦労したなぁ」とか。

 

まだ入って3ヶ月で期末監査まともにやったことないですが、

それでもこの達成感の味わいっぷりですから、

期末監査は相当辛く、かつ相当達成感あるやろな…と。

ビビってはいますが、楽しみです。

 

本当は「監査職楽しい!」と思うこと、

他にもたくさんあります!(何か胡散臭い笑)

逆に「監査って厳しい世界やな」と思うことも。

ただ、今回の記事はだいぶ長くなったので、

これらは別の記事でまとめます!

 

リクエストもございましたら是非是非~!

今日もお付き合いありがとうございました!