妻、母、ときどきUSCPA

育休中、2018年6月からTACでUSCPAを勉強。半年で全科目合格。勉強方法やワーママキャリアに関して発信していこうと思います~。USCPA、働くママの輪を広げたい!

【転職】社会人7年目で監査法人へ【USCPA】

そろそろ監査法人に転職して5ヶ月です。

今回は社会人7年目で監査法人に転職した

率直かつリアルな感想を書こうと思います。

USCPAでAssociate入社です)

社会人7年目と言いますと、

・前職では一定以上の知識と経験がある

・主任/係長になれるレベル

・人間関係も信頼関係もできている

というのは共通するのではないでしょうか。

今回は最初の2点に関して書いていきます。

(3つめは書くまでもないかなと...)

 

監査法人への転職に限らず、

異業種へ転職するとゼロからスタートです。

頭で想像するのと体験するのは違いますので

実際の転職後のギャップを埋めるためにも、

シェアしようと思います。

 

前職での知識と経験はどうなる?

監査法人監査法人の転職でしたらフル活用

経理監査法人の転職でしたらやや活用

営業等→監査法人の転職でしたらほぼ未活用

こんな感じです。

経営企画とかも、営業の部類に入ると思います。

 

何がそんなに違うの?と言いますと、

監査法人の仕事は「基準&指針ありき」です。

かたや、営業はどっちかというと

数こなせ、スピード上げろ、センス!(←ここ)

そうなんです。営業、企画、接客等は

センス・アイディアがあれば入社したてでも

評価されやすいですし、やっていけます。

中途のCMでも良くありますよね

「こんな人材、一体どこで?!!!」

「〇ズリーーチ」ってやつ笑

センスや経験が活かせる転職先ならまだしも、

監査未経験が監査法人いくと全然そんなんじゃないです笑

(あれ?そうか、もしかしたら私だけ?笑)

 

監査法人が他の職業と違うのは?

まず、監査法人で最初に戸惑うのが

基準、基準、基準、とにかく基準です。

もちろんセンスも大事でしょうが、

そんなことより基準と指針です。

監査法人に来て5ヵ月なのでやや慣れましたが、

最初は「この文書化はどの基準見たの?」と

言われまくり「え?基準?」って感じでした。

(終わってる...笑)

 

特に、USCPAの勉強段階で痛手なのが、

「基準に触れることがない」ということ。

USCPA受験者は分かると思いますが、

基準の条文を探すリサーチ問題がありますよね。

基準に触れるのはそらくらいなのに…

仕事になるとそれを日々繰り返しています。

 

クライアントさんに質問した後は、

その範囲の基準と指針を探して読んで、

(探すのが大変)

その会計処理は正しいのか?を判断する。

文字におこすとたった3行ですが、

センスではどうにもなりません。

基準を探せ!です。ウォーリーを探せレベル)

 

前職で基準等に馴染みのある方はいいですが、

私のように会計基準すら知らなかった人は

なかなか最初は大変です。

 

最後に蛇足ですが、勘定科目にも注意です。

以前にマネージャーさんとの会話で

「前払金」と「前払費用」を間違えました。

「違い分かりますか?」と聞かれてオロオロ...

何とか正解できましたが、そういう世界です。

専門職やなぁと日々痛感しています。

 

主任/係長レベルから一気に1年目

次に地味に辛いのが、

1年目から再スタートということです。

別に権力が欲しい、という意味ではありません。

仕事への反射神経、見える視点の低さがもどかしいです。

 

一般企業で主任/係長レベルとなると、

監査法人ではインチャージくらいです。

後輩も何人かいて、彼らをまとめる。

客先の特徴やよく売れる品番も分かっていて、

客先からの引き合いの内容を見れば

見積依頼先、見積総額、受注総額も瞬時に分かる。

つまり、瞬時に物事を判断できて先も見通せます。

 

それが、監査法人に転職してからは

今必要な基準はどこにあるんや?のみです笑

やや大袈裟ですが、過言ではないです。

インチャージの方はきっと

・基準がだいたいどこにあるか

・どういう判断になるか

・そのためにはどういう文書化が必要か

がだいたい分かると思います。

 

その視点を前職で持っていたからこそ、

いきなり目の前の仕事しか見えない自分に

本当にもどかしい気持ちになりました。

 

言うなれば、品番や商品名を見て

「これはどんな商品?見積先はどこかな?」

と考えている新入社員の視点と一緒ですからね。

仕方ないですが、何とも情けないです。

 

前職が役に立つ瞬間

簡単にまとめますと、下の2つが大変です。

業務的に辛い:前職の知識が活用しづらい

精神的に辛い:仕事の視点が低い

 

ただ、たまーに、前職経験をフル活用できます!

商社勤務だった私の場合は、

FOB, CIF, LC等の貿易用語や

為替の優遇レート、スポットレート等、

実務で会社が使う用語は同じ職階では得意です。

 

為替差損を検証する際にも、

「社内レートと一致しないなぁ...」

「だいぶ大きい額が入金されてるな...」

「あ、これは優遇レート使用したのかな?」

「その通りです!」という感じです。

実務経験があるからこそ、

銀行の優遇レートの可能性を考えられました。

こんなレベルでも嬉しいもんです笑

 

他にも、お客さんから

「これはLCでの取引だからBLとPLが...」

と言われたときに、理解できましたが、

1つ上の先輩は「?」という感じな上に、

PL=損益計算書と思ったようでした。

※実際は「Packing List」です。

こんな感じで、ごく稀に役に立ちます。

 

他にも、社会人の基本や仕事への姿勢等は

比較対象がJ1の方々なのでアドバンテージがあります。

寧ろ、ここで差をつけられないと中途の価値…笑

 

こんな感じで、大変なことが多いですが、

学びの場としては最高ですし、やりがいもあります。

他に聞きたいことありましたらリクエストください〜!

明日からも監査頑張ります〜。