今日は、2番目に多かったリクエスト…
「まとめノートの具体的な作り方」
を、写真も使いながら説明していきます!(写真のアップの仕方、昨日練習しました笑)
インプット期、問題演習期、試験直前期でまとめノートの使い方を工夫しておりましたので、私なりの方法を説明していきます。
インプット期
まずはインプット期ですね。講義を聴く→問題演習する→講義→問題演習の時代です。このとき、まとめノート無しでした。つまり、作っていません!(ずっこけるわ…てね)
この時期にまとめノートを作ろうと思うと、テキストもう1冊出来上がります笑 めちゃめちゃ効率悪いので、インプット期はひたすら、TAC問題集の各設問の横に、
A: 自信あり正解
B: 自信なし正解
C: 不正解 (自信あり不正解含む)
と記録していました。
ここで気を付けて頂きたいのが「自信あり不正解=不正解」なので、Cです!Bじゃないです笑(私よくBと間違えていました…ださい笑 そもそも正解ちゃうし笑)
そして、2周目するときは、
1回目 A→2回目 Aの連続自信あり正解のときだけ、1回目のAを〇で囲む
ように記録しました。こうすると「あ、この問題はOKね」と、時間がない場合はとばしていいと思います。
私の経験上、2回連続自信あり正解で3回目で間違えることって、よっぽど時間あけない限りないです。とは言いつつ、ビビりな私は分かっていても3回目も解いてしまうのですが…
と言う訳で、インプット期はまとめノート無しで問題集に理解度が分かるように記録を残すだけでOKです。解説を読んでもイマイチ分からない…というときも、問題集の解説の横に追加でメモするのがいいと思います。
問題演習期(1周目)
いよいよここから、まとめノート登場です!(キラーン)
ここで、カッコよく「これが私の努力の結晶です!」って言って写真をアップできたらいいのですが、まさかブログを始めると思っていなかったので、合格した次の日に全部捨ててしまいました…そのため、1から模擬まとめノート作りました。
まず、まとめノートの形ですが、左から問題番号→自信あり無しの記号→ワンポイント解説という並びです。1問〇マークがついていますが、これは「自信あるし正解したけど、定義が大事やから復習しよう」と思った問題です。
このときに、オススメなのが:
① 行間は少なくとも2行空ける
※行間が狭いと、2周目するときに後悔します。(経験者は語る)
② 記録した問題が互いに関係するときは、それぞれに相方の問題番号をメモする
※見返す時に便利です(写真: 1番下と下から3つ目の問題)
③ 新しい単元に進むときは、見開きで始める
※余ったスペースは後で活躍します。
これを延々繰り返します。
問題演習期(2周目)
1周終わり、再び最初に戻ってきました。そうしましたら、1周目とは違う色のペンを使いましょう。そして、ノートにある問題のみといていきます。
そして、自信あり無し記号をつけながら、間違いやあやふや問題は「正解できなかった理由」を書き足していきます。(赤文字部分です)
MCQでこれを終わらせた後は、TBSで同様に繰り返します。
試験直前期
試験直前期は人によって定義が違うと思いますが「よっしゃ仕上げるぞ!」というタイミングを想定してください。その期間を前半・後半に分けます。
1. 試験直前期 - 前半 (MCQ)
問題演習3周目 (MCQ)
このとき、まとめノートの最後から3ページ目くらいを開いてください。そして、
① 全ての問題を解き直す
② 間違えた問題・自信のない問題を書き出す
※面倒ではありますが、最後の最後に役に立つので、問題番号だけ改めて書きだすことをオススメします。
↓↓巻末がこんな感じになります。
③ 前も間違えた問題か、その単元の該当ページを確認する
④ 同じ問題なら、その解説部分を蛍光ペン等で目立たせる。必要があれば解説追記。
↓↓蛍光ペンで強調していきます。
⑤ 初めて間違えたのであれば、問題番号と解説を書き足す
もし余裕があれば、巻末のところに、各単元の正答率をメモしたり、あまりに分からなかった単元の横に「もう1回全て」と書いたりしましょう。(巻末の写真参照)
また、巻末と該当ページを行ったり来たりするのが面倒ですが、情報は1冊にまとめることをオススメします。別にメモしてしまうと、ヒラヒラとどこかいっちゃいます。(経験者は語る)
問題演習4周目 (MCQ)
またまた1周終わりました。そうしましたら、3周目で巻末にメモした問題のみときましょう。その際に、
正解は✓マーク
あやふやは☆マーク
不正解は〇マーク
をつけます。
そして、あやふや・不正解のときはお馴染みの該当ページに戻り、更に大きく目印をつけたり、間違えた日付を書いたりします。
これを繰り返します。
そして、このタイミングで「理解不足の単元」があれば、テキストを横に置いて、自分のワンポイント解説と照らし合わせながら、「弱点克服のための論点まとめ」を作るのがいいと思います。(好みによって、2周目終わったときでも可)
私はAUDのみ「弱点克服まとめノート」を特別に作り、細かい点を徹底的に覚えました。
2. 試験直前期 - 後半 (TBS)
問題演習3周目 (TBS)
TBSも3周目は全て解きます。ただ、MCQと違って最初から初めにメモしたワンポイント解説ページを開いて大丈夫です。理由は、TBSの場合、どの大問でもどこかしら間違えていて、ほぼ全ての問題がその該当ページに載っているからです。そして、こちらも同様に間違えたら分かるように目印を!
問題演習4周目 (TBS)
間違えた問題のみやり、それでも間違えたら目立たせましょう。
直前期後半〜本試験まで
MCQもTBSも、正解するまで間違えた問題等をやり直しましょう。特にMCQは問題数が多いですが、3周目のときにメモした巻末の問題番号が目次のような存在になってくれるので、どの問題をやり直せばいいか分かりやすいです。
↓↓直前期3回目(実質5周目)は違う色のペンで同様にマーク
↓↓赤☆(あやふや)か赤〇(不正解)の問題を4回目 (実質6周目) やるときは、青ペンで。こうすると、次は青色☆と青色◯を復習したらいいことがわかります。
試験前のスタバや電車の中でも、この巻末さえ見ればどの問題をいつも間違えていたかすぐ分かるので、最後の最後の確認に便利です。(やたらグルグル巻きになっている)
まとめノートとは?
お気付きかもしれませんが、わざわざ時間を割かなくても、この手順を繰り返せばグチャグチャではあるものの、自然と自分専用のまとめノートが完成します。
USCPAは苦手分野をひたすら潰していくことが合格への近道だと思うので、自分の苦手としっかり向き合えるノートとして有効な勉強方法だと思います。
最後になりましたが、皆様の想像されているまとめノートとはちょっと違ったかもしれません。やり方は人それぞれなので、私のやり方で「いいな!」と思うことがありましたら、是非是非有効活用してください!
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