今回はUSCPAに最短で合格するための勉強のペースや事務手続きのタイミングに関してです。
このスケジュールは学生、休職中、育休中の方に適していると思います。なんせ、もし私が働いていたらこのペースで合格できひんかったやろやぁ、と思うからです。
ってことは、働きながら勉強したはる人が殆どやから、こんな記事書いても意味ないやん!って自分でも思いましたが、「限られた時間で資格が取りたい」「USCPAに挑戦したいけど、予備校に2年弱かかるって言われて諦めようと思っている」等、私のような「大多数の受験生に該当しない人」の参考になればと思います。
勿論、働きながら勉強されている方も、事務手続き等は一緒なのでお役に立てれば嬉しいです。
私の場合ですが、下記のように進めました。
5月末TAC申込
6月 FAR・BECインプット完(簿記2級ありがとう)
中旬) 必要書類取寄・発送・学歴審査依頼
下旬) 単位認定試験4科目受験
7月 FAR公会計・AUDインプット完
(FAR BECはTAC問題集で復習)
8月 REGインプット完
(FAR BEC AUDはTAC問題集で復習)
中旬) 単位認定試験結果をアラスカ州へ発送 *注意*
下旬) 学歴審査完了 (依頼後2ヶ月)
9月 Beckerで4科目MCQ TBS一周
下旬) NTS出願
10月 最終仕上げ+AUD受験
初旬) Beckerで間違えた問題のみ演習
中旬) NTS入手 (出願後3週間)
下旬) AUD受験
11月 2科目受験
中旬) FAR受験
下旬) REG受験
12月 BEC受験+合格発表
上旬) BEC受験
中旬) 全科目合格
書類の準備・発送・学歴審査依頼は早めに!
最短で合格するには、勉強も大切ですが、同じくらい大切なのが必要書類(大学の卒業証書・成績表・戸籍謄本*・パスポートコピー等)を準備することです。(*既婚女性のみ) また、学歴審査は2ヶ月以上かかります。
そのため、勉強を開始すると同時に書類を集め、学歴審査を依頼するのが肝要です。
*注意*単位認定試験結果の送付に時間がかかる!
TACだけかもしれませんが、単位認定試験結果を受験州に送付するのに2,3週間かかります。この結果がきちんと受理されない限り、NTSを発行することができません。厄介なのが、届くことを見越して先にNTSを申請すると「書類不足」でエラーとなり、NTS発行が遅れます。
つまり、①単位試験合格→②TACに試験結果を送付依頼→③2,3週間待つ→④NTS申請という流れのうち、③厳守です。
また、TACが「単位認定試験発送と同時にNTSを申請する人がいない」と思っているのか、「先にNTS申請しないでください」という注意喚起をしておりません。くれぐれも気をつけてください。
NTS発行に手こずる覚悟を
NTSは、本試験を受けるための受験票です。これがないと試験が受けられません。そして発行するのはアメリカです。日本のように管理が徹底しておりません。私の場合、きちんと2,3週間待ちましたが、ある日突然NTSの進行状況が「エラー」となり、問い合わせたら「TACからの試験結果が届いていない」と言われました。
その日からTACにもアメリカにもメールで問い合わせ「〇月〇日に×××宛に送ってるから再確認して。」とアメリカにかなりしつこくメールしました。それでも返事がないので電話までしました。(いつも留守番電話)1週間後、ようやく「ごめーん。書類あったわ。手配しとく」とメール1通。(都合のいい時だけ連絡してくるこの感じ、仕事思い出す)その後、無事に2日程でNTS発行されました。
まとめ
今回は手続きでの注意点が中心となりましたが、勉強と同様に書類の準備が大切かつ大変です。書類のタイミングひとつで、試験日が大幅にずれ込む恐れがあります。
勉強面に関しては明日、まとめます~。